一人暮らしや共働きのかたは仕事で宅配物を受け取れないこと多いかと思います。そこで活躍するのが宅配ボックスです。何度も再配達に来てもらうのは申し訳ないし今をときめくSDGs的にも良くないでしょう。
そんな悩みを解決する宅配ボックスですが色んな種類があるようなので頑張ってググってみたのでその情報を書いておきます。何かの参考になれば。
宅配ボックスの種類
大きく分けて設置型と非設置型があります。設置型は玄関先に備え付けるタイプのもので、大型のものがおおいです。金属製でしっかりしていて盗難の心配が少ないです。ただそれなりのお値段がします。いっぽう非設置型は必要なときだけ玄関先に置いておくタイプです。比較的安価です。マンションやアパートなどの集合住宅ではこちらを使うことになるかなと思います。
非設置型はさらにソフトタイプとハードタイプがあります。ソフトタイプはナイロンとかの素材に芯をいれたもので軽くて折りたためます。便利な半面、防犯性は少し心もとないです。あと防水性もちょっと心もとないです。ハードタイプは大きい収納ボックス(ストッカー)に鍵を取り付けるタイプです。折り畳めないのでそれなりに場所を取りますが、防水性と盗難のリスクの点はソフトに比べ有利です。
また、非設置型は箱の他に南京錠と固定するためのワイヤーがセットになっていることが多いです。ただ必ずセットになっているわけではないのでチェックが必要です。別売りの場合もあります。
今回わたしは非設置型のハードタイプだけど折り畳めるという変わったタイプのものをかいました。
ハードタイプでかつ折りたたみできるタイプ
ソフトタイプだとちょっと不安だったのでハードタイプで探していたんですが、ちょっと置く場所がないなと困っていたところ、ハードタイプでかつ折りたたみができるものを見つけました。この記事を書いている2022年4月現在では、ハードタイプでかつ折りたたみができるものは1つしかないようでした。カーメイトのものです。
一般的なコンテナボックスを流用している商品です。コンテナにワイヤーと南京錠、ロックするための天板、サイドが開かないようにする底版のセットです(コンテナボックスは締めた状態でも横が開けられる)。普通のコンテナなので防水性は完全ではありません。隙間があります。雨をもろにかぶるような場所だとまずいかもしれません。防犯性についてはソフトタイプのようにカッターなどで開けるのは無理かなと思います。また耐荷重が820kgだそうでさすが車用品のメーカーです。容量は50L、外寸はH120×W550×D385 mm です。南京錠とワイヤーもついています。詳細は下記のリンクから確認してみてください。定価は6600円ですが実際は4000円くらいで買えます。
実際の写真を載せておきます。折りたたんだ状態はこんな感じ。
組み立てるとこんな感じ。
組み立てて中を覗いてみる。左に取説、右にハンコ入れがぶら下がっています。
折りたたんで立ててみた感じ。
まあまあ満足です。
普通のハードタイプ
普通のハードタイプは大きい収納ボックスに南京錠とワイヤーがついたようなものが多いです。お値段は4000円から6000円くらいのようです。とくに大きな機能の違いはないと思うので好きな大きさとデザインで選べばいいかと思います。わりとリーズナブルな価格のアイリスオーヤマのものを参考までに貼っておきます。注意点としては一見宅配ボックスに見えないものが多いので宅配ボックスとわかるように張り紙をするなどしたほうがいいかもしれません。
ソフトタイプ
ソフトタイプはたくさん製品が出ています。製造が比較的簡単なんでしょうね。お値段は4000円くらいのものが多いです。盗難のリスクがあるのと耐久性に不安がのこりますが取扱はかんたんそうです。
参考までに山善のものを貼っておきます。ほかにもいっぱいあるので気に入ったものを選んでください。
お金と場所があるなら
一戸建てなどにお住まいなら設置型の宅配ボックスという選択肢もあります。雨などの悪天候も気にしないでいいし頑丈なので盗難の可能性もかなり低いかと思います。
工事が必要なタイプもありますが面倒なので接着剤で設置できるタイプがいいのかなと思います。また、サイズは大きいのを選んでおくほうがいいかなと思います。ググった感じではパナソニックのやつが自分で接着剤で設置できるらしく工事が不要なので評判いいみたいでした。
自作は面倒だが安くしたい
むずかしい機構のものではないので自作しようと思えばできます。要は下記の点を満たせばいいだけです。箱とワイヤーと南京錠を買ってきて箱にチョット工作して鍵とワイヤーを通せるようにして使い方の説明を印刷しておけばいいだけです。
ホームセンターで充分まかなえますがそれすらめんどくさいけど安くしたいというワガママな人もいるかと思います。そんな人のためにチョット考えてみました。
ホームボックスとか収納ボックスには鍵をかけるための穴が空いているものが売られています。それを使えば安くできそうです。例えば下記の製品なんかも鍵をかけられるようになっています。1800円くらいですね。
南京錠もワイヤーも100均にあります。もし見つからなければホームセンターに行けば確実にあります。ワイヤーならパソコン周辺機器にもあります。サイズを確認した上でかいましょう。あとは宅配ボックスとわかるように張り紙して使い方を印刷すれば完成です。2500円くらいまで抑えられるかもしれませんね。
別途ハンコも必要
上記にて宅配ボックスについて見てきました。あと忘れてはならないのはハンコ、ネーム印です。いわゆるシャチハタでOKです。お好きなものを準備すればいいと思います。下記のものなんかはキャップレスらしく配達のかたにも使いやすいかもですね。ちなみにシャチハタは佐藤鈴木などのよくある名字ではないかたは既成品でなく別注品となりお値段が変わる場合があるのでよく確認してください。
シャチハタ以外にも無印良品にもネーム印うっています。こっちはちょっと小ぶりです。
まとめ
宅配ボックスについて書いてみました。とくにハードタイプの折りたたみは珍しいかと思います。あと自分で部品をそろえてやすくする方法についても書きました。忘れてならないシャチハタも書いています。ご参考になれば。
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